しし【獣・猪・鹿】 けもの・野獣。特に、食肉のために捕獲する「いのしし(猪)」「かのしし(鹿)」をいう。
今回は鹿川という地区をご紹介します。
読み方は"シシガワ"です。
最初、この鹿川に来たとき、
なんて綺麗なところなんだ!
と思うと同時に、
なんて面白いところなんだ!
と思いました。
では、
面白いと思うポイント一つ目。
"小さな町の大きな美術館"
アーティスト・イン・レジデンスという言葉を聞いたことがありますか?
英語に直すと、"Artist in Residence"。
これは、
芸術制作を行う芸術家を招聘し、
その地域に一定期間滞在してもらいながら創作活動を行ってもらうというものです。
彼ら作家は滞在時間中に創作の過程を公開したり、地域住民と交流しながら、制作を行います。
この鹿川におけるプロジェクトでは、
宮崎県内在住の2人の作家さんが、
地域住民やボランティアの方々と一緒に、
鹿川にある資源を使って制作活動を行っておりました。
このプロジェクト名は
「わがまち」いきいきアートプロジェクト『小さな町の大きな美術館』。
なぜ大きな美術館なのか。
それは...
この地区にある竹林全体をアートにしてしまっているからです!
竹のステージや
竹林の回廊
竹のオブジェ(?)
を竹林の中につくってしまいましたー!!
こんな家々が並んでいるところに
こういうものが
いきなり、どんっとあるんだから
びっくりだし、面白いです。
"美術品というものは、白い壁で囲まれている静かで広い美術館にある"
という固定観念をいい意味で覆してもらいました。
次、
面白いと思うポイント二つ目。
"鹿川交流センター「つりがね」"
昔、この地区には鹿川中学校という中学校がありました。
しかし、平成18年、生徒がいなくなってしまい、残念ながら閉校になってしまいました。
この鹿川中学校の校舎が建てられたのは比較的新しい平成6年。
木造二階建ての校舎で、デザインはかなり斬新なペンション風。
内観もかなりきれいで、こう言ってはなんですが、
本当に中学校だったの?と思うほどです。
閉校になり、そのまま廃れさせてしまうのはもったいなさ過ぎる。
そこで、宿泊できる社会教育施設である「つりがね」が生まれました。
設備は十二分。
宿泊室の他に、研修室や会議室、図書室、浴室、
もちろん体育館やグラウンド、プールも使えます。
そして、少し歩けば...
こんな景色が見れるんでしょう...
夏なら川遊びはできるし、釣りもできるんでしょう...
ああ!もっと早く知っておけば!!
企業や学校の研修、サークルや団体のスポーツ活動などに利用されているみたいですね。
プロバスケットボールのチームも来るとか。
最後、
面白いと思うポイント三つ目。
これはあくまで僕個人の意見なのですが、
"タケノコが生えている"
ところです。
お恥ずかしながら、
初めてタケノコが地面から生えているところを見ました。
だから、面白いと思いました。
異議は一切受け付けません。
以上、鹿川の三つの面白いポイントを紹介してきましたが、
実は、まだ3回しか来たことがないんです...
でも、
たった3回でこれだけの面白いところを見つけられるんだから、
これから何度も来たら、鹿川のもっと色んなことを知れるのではないか!とも思うわけです。
とりあえず、夏が楽しみだー!!