動物について。

先日、

 

 

猪が獲れたと聞き、

見せていただきました。

 

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約70kgだそうです。

僕よりも重い...

 

 

まず思ったことは、

でかっ!です。

次に思ったことは、

かわいそう...です。

 

 

みなさんは上の写真を見てどのように思ったでしょうか?

 

 

もしかしたら、

気持ち悪い...という風に思った方もいるかもしれません。

 

ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、

これが現実なのではないでしょうか。

 

 

 

ベジタリアンを除き、

私たち人間はお肉を食べます。

 

 

牛肉、豚肉、鶏肉。

ちなみに、僕は全部好きです。

 

 

 

 

さて、

 

 

お肉が食べたい!と思ったとき、

スーパーやデパート、あるいはお肉屋さんに行きます。

 

 

そして、

きれいに切り整えられたお肉を見て、

今日の献立に見合うお肉を買って帰ります。

 

 

まあ普通ですよね。

 

 

 

 

さてさて、

 

 

このお肉、

 

 

元をたどれば牛や豚、鶏のものです。

 

 

当たり前ですけど、

生きていました。

 

 

 

 

嫌なことを言うようですが、

 

 

消費者の視点で考えてみると、

お肉イコール動物の死体の一部であることを認識することは嫌なことです。

 

 

だから、

利益を上げたい小売業者はそれをなるべく見えないようにする。

美味しく食べたい消費者はそれをなるべく見ないようにする。

 

 

また、

共感することができる人間にとっては、

"殺す"こと自体が嫌なことです。

 

 

だから、

他人に殺してもらう。

 

 

 

こういうことを繰り返していった結果、

彼ら動物をただの数値でしか見られなくなる。

 

 

 

 

 

 

同じことは、

ペットの殺処分についても言えると思います。

 

 

近年、ペットブームなるものが起き、

チワワやトイプードルダックスフンドなどの小型犬を中心に

ペットショップで多く売られるようになりました。

 

 

売る側は、

売れない、つまりいらない犬は殺処分する。

買う側は、

引っ越しする、近隣から苦情が来た、治療費が払えない、仔犬をたくさん生んで飼いきれない

などの理由で保健所や愛護センターに連れて行く。

"後"のことは全部人任せにして。

 

 

 

 

 

 

 

家畜動物の場合もペットの場合も、

深く考えてないんだと思わずにいられません。

嫌なもの、見たくないものは全部人任せにしているからこんなことが起きてしまう。

 

 

 

 

別にお肉を食べる度に思い出せ、なんて言いません。

生きていたものを殺して、自分らは生きているということを

ちゃんと知ってないといけないと思います。

 

 

 

猪からかなり離れてしまいましたが、

嫌だと思うこともちゃんと知っておかないといけないなあと思った次第です。